ショックドクトリンにご注意を!! ―THINKERJapanサイト転載

■■THINKERJapanサイト転載(3/20)

■■ショックドクトリンにご注意を!!■■

東日本大震災で被害を受けたすべての方々にお見舞い申し上げます。

今回の大震災のような出来事のさなかにはマスコミの刷り込み報道に
注意する必要があります。

国民的ショックを受けたとき、人は正常な判断が出来なくなります。
かくいう私も、震災直後に兄から回ってきたチェーンメールにあっさりと
引っかかってしまった一人です。(汗)
読者のみなさまには前回、ご迷惑をおかけしました。

その後、頭を冷やして情報を調べ始めたところです。

現在起きている現象の中で日本国民が気をつければならないのが「ショックド
クトリン」というものです。ショックドクトリンとは惨事を活用する資本主義です。

洗脳のテクニックとして、人に恐怖などの思考停止状態を作り上げて正常な
思考をストップさせ、普段ではとても受け入れないことを信じ込ませるものが
あります。
その人間の心理を利用したのが、ショックドクトリンと呼ばれる経済政策です。
国家が利用するショックドクトリンには、戦争や飢饉や経済恐慌、そして今回
のような自然災害があります。

このショックドクトリンが、今回の東日本震災に見舞われた日本にどのように
適用されるのかを見極めることで今後の復興の方向性が決まってくるのでは
ないでしょうか。
これを認識できるかできないかが、日本民族の命運を決めるのかもしれません。

ショックドクトリンで人がどういう状態になるのかは、カードマジックを例にとると
わかりやすいと思います。正常な状態において、人はカードがこの世から消えて
なくなることなどありえないことを知っています。しかし、マジシャンの華麗な手業
でカードが突然視界から消えると、ショックのあまり脳が麻痺して、その仕組み
(トリック)を解明することをしなくなります。
脳が機能しなくなる空白の状態が作られるわけです。
この状態に置かれた人は、どのように理不尽なことでも刷り込まれます。
どのような洗脳も可能になるわけです。

ショックドクトリンの民間レベルでわかりやすい例は、義援金詐欺などです。
普段は引っかからない人が容易にだまされます。
赤十字を語った義援金詐欺がニュースにもなっています。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20110318/358463/?r1
赤十字自体がそもそも詐欺ではないかという話もありますが、ここでは自粛します)

国内政治レベルでわかりやすい例は、自民党の谷垣総裁が菅首相に求めた
地震税などです。
これを見抜いた亀井氏は的確にその矛盾を指摘しています。お金は政府側が
復興国債などで集めればこの時期に増税の必要はありません。お金が必要だ
と見せかけて国民から徴収するあらゆる政策は自然災害を利用したショックドク
トリンです。
http://www.janjanblog.com/archives/33914

その他、国際レベルで起きてくる例は、今回の震災で株価の下がった日本企業の
株を買収する資本家や、日本を援助するという名目の復興ビジネスで乗り込んで
くる建設関係、医療関係、保険関連の外資系企業です。

また、連日放映されているACの子宮頸がん予防キャンペーンもショックドクトリン
の一例です。
(CMに使われる芸能人には、その認識がないので責めるつもりはないことを
ご了承ください)

その後には日本の農業と工業を破壊するTPPへの加盟、さらには電磁波の悪影
響がすでにアメリカの医師から指摘されているスマートメータの導入とグローバリ
ゼーションの目白押しです。

また、行方不明者の捜索の困難さの教訓から、マイクロチップの導入も国会で審議
されるようになってくることもありえない話ではありません。

このようなグローバリゼーションは、逆らえない時代の流れかもしれません。
私は、「日本を守れ!」と訴えるほどの右翼や愛国主義者でもないのですが、
ここまで母国が侵略されることがわかってくると複雑な気持ちになってきます。

震災後の情報が錯綜する今、すべての事態を熟知仕切れている人など果たし
ているのでしょうか。かくいう私も一部の情報しか知らない素人にすぎません。
そこで、THINKER支持者や読者からの情報も含めて集めたものの一部を
紹介します。情報提供していただいた皆様、ありがとうございます。

以下の情報はみなさまの不安を煽るためのものではありません。
正しいものもあるでしょうし、杞憂に終わるものもあると思います。
情報の真偽はご自身で判断されるようおすすめします。

●ショックドクトリン
http://cybervisionz.jugem.jp/?eid=59
(ジェイ・エピセンター氏のブログより)

●「レントゲン撮影の放射線量と比較するのは、ミスリーディング。 
テレビ報道は放射線量は月間値換算、年間値換算で発表すべき」
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2011/03/320-21-9886.html
(郵政改革の真相の暴露で国策逮捕された植草一秀教授のブログより)

原発 緊急情報(10) 政府・マスコミ、ごまかし。危ない?!
http://takedanet.com/2011/03/post_b9fc.html
地球温暖化のウソを指摘する武田邦彦教授のブログより)

放射線放射線物質の違い
http://www.tomabechi.jp/archives/51239062.html
(ドクター苫米地ブログより)

●元原子炉格納容器設計者の後藤政志さんによる衆議院内集会の講演
http://www.ustream.tv/recorded/13371747
(講演後には質問する社民党福島瑞穂さんら国会議員の姿も。
福島さんは浜岡原発の即時停止を菅首相に提言)

朝日ニュースター ニュースの真相 
http://www.youtube.com/watch?v=37sStCJjH14
(ノンフィクション作家として数々の著作と反対運動を通じて原発推進政策に
長年疑義を唱えてきた広瀬隆氏が語る福島原発事故)  

●稼動を見合わせていた福島原発3号機が昨年9月に発電を開始
http://mytown.asahi.com/areanews/fukushima/TKY201009230298.html
(電力不足もなく、県知事も反対していた危険なプルトニウム発電。
いったい誰が命令したのでしょうか?)

少子化で低迷する住宅販売のさなか、一ヶ月前から東日本ハウスの株価が急上昇。
その会社を乗っ取ったミサワホームの会長は、あの郵政民営化で350兆円といわれる
日本人の貯金をアメリカに売り渡した竹中平蔵氏の弟。インサイダー取引の可能性も。
また、韓国は一ヶ月前にカナダから原発事故に備えたヨウ素剤を大量輸入していた。
http://www.youtube.com/watch?v=Er80i-Lf8vY&feature=related
(ジャーナリスト ベンジャミン・フルフォード氏の動画より)

●スマートメータの導入 賛否両論
国内外におけるスマートメータの導入状況
http://smart-grid.hotcalpis.com/japan/smart-meter
スマートメータがあれば輪番停電は不要だった
http://agora-web.jp/archives/1280557.html
米国:「スマートメーター」の無線電波の安全性疑念で公聴会 
日本も"各家庭に”導入推進中!
http://ameblo.jp/kitakamakurakeitaing/entry-10616159106.html
スマートメータは重大なプライバシー侵害を招くとの見解
http://cyberlaw.cocolog-nifty.com/blog/2010/03/effsmart-meters.html

マイクロチップ導入のきっかけとなるか!?
南三陸町の戸籍データ消失、法務局保存分も水没
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110319-OYT1T00893.htm

●戦中・戦後の赤十字の活動については、鬼塚英昭著『日本の一番醜い日』
『原爆の秘密 (国内編)・昭和天皇は知っていた』をお読みください。
赤十字には広島の被災者を救済したマルセル・ジュノー医師や末端の医療
関係者のように善意の人々も多くいる一方、組織の上部は戦争を作り上げ
る人たちとつながっているという一面もあります。
現在集められている寄付金の多くは赤十字に集まります。
市民はどこに寄付するかを考える必要があるかもしれません。
個人や民間レベルで自主的に現地に乗り込んでいる人たちもいるのですから。

今後もみなさまのご健闘とご無事をお祈りします。